青カットインだと期待できずに黄色でもダメで、赤だとそこそこ期待しちゃう、のが分かる人は仲間、マスクドターキーです。



さて、



清里2日目、レンタルサイクルを借りました。

駅の横の観光事務所で借りることが出来、説明等もしっかりしてくれます。

電動補助付き。初めて乗る。電動自転車!

「こういういろんなところで充電ができます。」
「坂道は常に前輪ブレーキをしててね!」

などなど。



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それではいざ行くぜ!

例年なら3~4時間かけて山を下って行っていた「健康ランド須玉」が目的地!

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地図だとこうなる。今撮りましたが。

歩けば3時間。車ならものの30分もかかりません。



電動機付自転車ならどうなんだろう・・・。



で、




さっそくスタート直後にアクシデント。

車道と歩道の間の段差で、前のカゴの中の袋からiphoneが飛び出す!

うおええええああああああ!!!

プラスチック的なカバーはとれ、裏面で落ちてるのを拾う私の心境は説明が難しいほど怖い。

iphoneってガラス割れやすいっていうじゃない?保護シートも貼ってあるけど、iphone6plusなのでそこそこ大きいし。



結果、



無事。画面の保護シートは結構傷付いていました。保護シート様様です。

しっかり袋から出ないように口を締めて再スタート!





こ、





こわい!!!!!





坂道を下る山道を自転車で行くのはこんなにも怖いものか!

本当に勝手にスピードが出るし、石とか踏もうものならその時点で自分のバランス感覚や体感が試される。



たまに走馬燈がカットインしてくるわけですよ。脳裏に。



青とか黄色カットインで良かったね。赤カットインやゼブラ柄なら死んでたかもしれません。



下り坂自転車は本当に慎重に!気を張って!油断禁物!



で、



なんとものの1時間で目的地到着。

時速16kmくらいだったのか・・・。こわッ。むしろ今まで歩いていた数時間は何だったんだ(笑)!

という訳で、

「健康ランド須玉」でお風呂に入ることに。

普通の汗より冷や汗をかいたので、ここでキレイに流します(笑)。

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ちなみに室内履きさえあれがトレーニング室もあります。首の筋トレマシンはここでしか見たことないくらい珍しい。

今年は靴を持ってきていないのでスルー。



お風呂入って一休みして、



さぁ!



上りだよ!登りだよ!



電動機アシスト自転車の威力を見せてもらおうか!

乗り捨てて途中で電車とかタクシーはもちろん使えないから、覚悟を決めて山を登らないといけません。

目的地は、

「健康ランド須玉」→「中村農場」

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昼ご飯はここでと決めている!

定番はその親子丼。しかし今日は行ってから何食べるか決めるよ!待ってろよ鶏肉!



電動アシストスイッチオン!



おお、おおおおお!?



この何かに押されている感は凄いな!楽チンだな!

むしろ途中でスイッチ切ってただの自転車にしてみたら、地獄だな!

これは凄い。欲しい。電動機アシスト付自転車。

イオンで調べたら10万円くらいする。諦めた!(早ッ)

なかなかスイスイ目的地まで進むか、と思いきや突然の雨・・・。



「俺は濡れてもいいからお前たちは守る!!!」



スマホや充電器やポケットWiFiをしっかりビニールでガード。20分くらいだけの急な雨。



ただ、こんなアクシデント(雨・スマホ落とし・走馬燈)ですら、



フリでしかない。



中村農場着。1012年の夏ぶり。

メニューを開く。

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お、当時食べたそれが無くなってて代わりに、

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こんなものが!

これで!

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いただきます!



おおおおお、こってりスープ!でろでろ感スープ!

凄く美味しい!ここでしか食べられないと素直に思う味!



ただ太麺で注文したのですが、麺が粉っぽくてボソボソ。

細麺で注文した方がいいかと思われます。たぶん。好みだけど。



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ごちそうさまでした!



で、



ここのお土産屋さんには鶏肉のありとあらゆるものが売っている。

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手羽先とかレバーとかハツとか卵とか、凍らせた鶏がらスープまで!

天国!!!

車で来てクーラーボックスなんて持ってたらよかった。



ちなみにここで順番待ちをしている際に

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急に現れたピクシー。ビックリ。



で、







ここからが最後の試練。





電動アシスト自転車の、





充電が切れました・・・。



残りの行程は、

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車なた8分、歩きなら1時間と表示されている、





超上り坂。





さて、どうしよう。

地図にある「アクアリゾート清里」ではレンタサイクルの充電も出来るし、お風呂も入れる。

ただ、

こちら側からそこへの入り口は、ないのだ・・・。



もはや選択肢は一つ。



自転車を押して山道を登るしかない。





・・・、





流石に死ぬかと思いました。

ここまで息も絶え絶えになって歩くことがあるのかと思いました。

常にハァハァが止まらない。自転車の右で押したり左で押したり・・・。

体中から汗が出ます。本当に体中の。むしろここでなら雨降ってほしかった。なんという晴天・・・。



この自転車押し登りは一生忘れられないくらいの疲労感を感じました。肉体的にね。



ただ、考えるのは、



ゴールはちゃんとある。

清里駅まで行けばそこでこの辛さも終わりだから頑張ろう!



と、明確なゴール地点があるからこそ頑張れました。

うねうね右に曲がり左に曲がり、オンラインRPGのレベル上げのごとく、残りの道を一歩一歩考えながら歩を進めます。



「・・・電話して充電器持ってきてもらうなり拾うなりしてもらおうか・・・。」



そんなことも何度も考えつつ、それでも上ります。



アクアリゾート清里の看板が見えても、



「やっぱりこっちから入れないんかい!」

看板だけ。あああああ・・・。



最後の方は何も考えていなかった。

ある道路のうねりを越えたら急に見える清里駅周辺の建物の屋根。





急にゴール見えるな!





もはや唐突過ぎるタイミングで駅が見える。むしろ下り坂。



そんな「木曜どうしよう」でした。この後宿に戻りババッとシャワーを浴びてさっぱりした後の夕食と、

その後の清里フィールドバレエ「白鳥の湖」で天国を味わい、この日は終了。



レンタサイクルは非常に便利だけど、清里周辺だけで使おう!

登り道のみだと充電が切れるぜ(笑)!渡された充電できるマップ内で楽しもう!それなら安全!



なんとも大変だけど、本当に山あり谷ありで、悪い事もあれば良い事もある。濃い一日でした。