(敬称略)
ダンディ坂野とアメリカザリガニの辺りの前半のネタはカットされているけど、

当時のなかなか懐かしい素材の動画があったのでちょっと当時のお笑いを解説。



まずは番組。

この『ブレイクもの!』という番組は主にキャブラーと言われていた人気のあった芸人さんによるネタ番組。

オンエアバトルが始まる前。キャブラーと言われた人たちが、実はテレビでネタをすることがあまり出来なかったため、数少ないネタ番組としては貴重でした。深夜だったけど。

途中のオーディション形式のコーナーもちょいちょいルールが変わったりしましたが、当初は素人さんが出てました。

で、

この動画でいうと、

代田ひかる(ホリプロ)1週目→そのまま5週勝ち抜いて一本ネタに。
美女マシーン(マセキ芸能者)1週目→敗退
オーディン(オーガストクラブ)2週目→5週目で残念ながら敗退。
ぴんぽんず(アンクルエフ)5週目→勝って一本ネタへ。

ってな感じになります。
このコーナーで5週勝ち抜いたのはカラテカ・ぴんぽんず・代田ひかるの3組だけ。
逆に5週目で残念ながら落ちちゃったのはこのオーディンの他に「おぎやはぎ」もいました。
まだ矢作さんがメガネをかける前、二人とも真っ黒な服で距離を開けての漫才的な不思議なモノでしたね。

ぴんぽんずは師匠が田代まさしさんだったため、その後捕まってしまった田代さんのせいで(?)その後売れることはなく・・・。

とはいえ今でも2人は別の道でお笑いをしています。
ツッコミだった川本さんは今でも西口プロレスに携わってますし(@saikokawa)、
ボケだった松崎さんは今でもピン芸人「ヲタル」として現役。コンビ組んで今年のM-1なんかにも出ちゃってました。(ヲタルさんブログ

で、

動画後半の「底ぬけAIR-LINE」。

初めてテレビで見た時は「GAHAHAキング決定戦」の1週目でしたが、

その時からずっと他の番組でもショートコントでした。

むしろオンエアバトルでそれ以外のコントをやり始めた時は結構ビックリしましたね・・・。



このあてぶりなんてもう最高ですよね・・・。



この背の高い人さんこそ、今のピコ太郎さんです。

30代後半くらいの人は、絶対見たことあるはず。

コンビ(底ぬけ結成前)からトリオになって再びコンビになって、一人(小坂大魔王)に。

どんな番組やライブでも最前線で悪乗りしていた人がここでギネスとか世界一になるのですから、見ていてとても嬉しく思います。



そうそう。「底抜け」じゃないからね「底ぬけ」ですよ!