ターキークエスト

お笑い・プロレス・聖闘士星矢・キン肉マン・モンスト・DMMバヌーシーなど。
興味のあることは試したり感じたりするのがモットー。趣味に人生を費やす。

2016年02月

結局やっぱりあった敗者復活戦。

決勝は19:00から生放送。復活ステージはその前の14:30~17:00。その時は是非、

image

こういったチラシは配らないで頂きたい(笑)。決勝当日には終わっているイベントですが^^;

逆に準決勝でこれ1枚だけ配るのだったら、準決勝に出場した芸人さん全事務所のチラシを入れてあげてよ!って思います。



とまぁ、愚痴はともかく。



おそらく決勝進出が9名発表されたのち、前年と同様3名が敗者復活戦を上がり4名×3ブロックでの決勝がほぼ確定かな。

だとしたら毎年毎年変わっていたR-1ぐらんぷり決勝のルールがやっと定まっ・・・てきたと思っていいのかな。

また来年変わったりするかもでしょうし、もしかしたら今年も審査方法がまた「審査員一人が3票を振り分ける」っていうものからオーソドックスな「点数」に戻るかもしれないし。



・・・、ダメだ、めちゃイケ見ててブログに集中できないので考察は今日はやめておこう。

追加合格システムとかちょっと書きたかったけどまた後日。

頑張って三ちゃん!!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

R-1ぐらんぷり準決勝東京、六本木ラフォーレミュージアムでの現地レポです。

3時間にも及ぶ壮大な賞レースのレポとなるので、決勝を楽しみにしている方はここより下は見ないでね♪

なお、面白かったそうでもなかったという笑いのツボは人それぞれなので、これを見ている方のご贔屓の芸人さんが面白いと書かれてなくても怒らないでくださいね・・・;;





という訳で。

特別審査員はほんこんさん(芸人)、男性構成作家、女性テレビ関西の人、

というバランスの取れた3名。私はほんこんさんの真後ろだったため、



ほんこんさん「ちょっと投票用紙見せて。」

私「どうぞ!」

ほんこんさん「これに書くの?(ジェスチャー交え)」

私「そうみたいです!」

こんな小声でのやりとりがあったとか無かったとか(あった)。



なおその際に見えたのが、特別審査員の審査要項。

100点→優勝レベル
90点→決勝進出レベル


60点→一回戦レベル

で採点してくださいと書いてあり、キャラやネタの構成力を重視してね!みたいなことも。

我々がひとり1票で特別審査員の100点が100票だったとしても、なかなか我々に掛かるプレッシャーも大きい。

一般の我々は42名の中から3名を選んで投票するシステム。

ラフォーレミュージアムもNGKも大きいので、数字を書くのはみんな慎重になりますよね、そりゃ!

去年まで猛威を振るったフリップネタも減ってきたと思いきや、代わりに映像ネタも。これについてはその芸人さんのところで書きますが、変なドラマを生んでしまったことは後述。

ネタ時間は3分。3分15秒でアラートが鳴り3分30秒で強制終了。これについては一人除いてほとんどの人がアラートを聞くことなく3分でまとめたのはビックリ。今年はみんなキッチリ!ただ一人だけ・・・、これも後述。

そんな中MCはりけ~んずさんの澱みない名司会っぷりが目立ちます。面白いのに目立たないのが逆に本当に名MC。ピン芸人さんたちを引き立てたはりけ~んずさんと、壮大な映像ミスにも対応した大阪のテンダラーさん両MCに拍手を!



東京前半。

2016-02-25-21-54-22

1.ハッピーエンドゆずき「最後の言葉」
個人的に初めて見る方、だと思いきやどこかで見たような気もして思い出せませんが、
トップバッターとしての圧力を跳ね返すくらいの笑いと上手すぎる構成で会場を沸かせてくれました!
初めてお笑いを生で見る人もお笑い通の人も、
「今年のR-1ぐらんぷりはレベル高いんじゃない!?」
と思わせたであろう感動すら覚えます。トップバッターじゃないにしても完全に決勝行ってもおかしくないというか行ってほしいと思ってます。
ちなみに画像の芸人さんの名前の横の○は個人的な予想。3段階で決めて、☆を付けた3名は投票しました。
○3つがちょうど9名なので、それが私の予想。まぁ去年みたいにまた敗者復活がいきなり告知されるかもしれませんが・・・。
とにかくよかったです、ハッピーエンドゆずきさん。名前だけ見ると勝手に女性かと思ってました。

2.satomi「バイキングの配置」
太った店長が食べ放題の食材の配置について指示するネタ。
いやもう、今年はレベル高いわー!ってなります。非常に面白かった。名言連発!
うどんはつるっと最後に締めるものだからスイーツ!なんだかんだで0カロリーになるから!
ぱっつんぱっつんの服のデブキャラだけではなく、女子目線のあるあるっぽいデブ名言なので「女性は共感しやすい」よね!
ただ個人的にはトップバッターとどうしても比べてしまったので評価下げちゃいましたが、決勝ないって訳でもなく、大いにあると思ってます。むしろ入るならここかも。

3.アキラ100%「丸腰刑事」
裸にお盆といういつものスタイルでありながらも、今年は小道具や机を使ってなんていう荒技まで!
相変わらず裏っかえすのは凄い。写真だけで隠したりとかもっと凄い。絶対剃ってる(笑)!
ただ残念な事に後半30秒は笑いが無い尻すぼみ感満載。残念ながら「惜しい!」なんて思っている人がほとんどだと思われます。盛り上がりが欲しかったぁー!

4.石出奈々子「ジブリのヒロインっぽい店員さん」
発想視点が凄すぎる!完全にキキ(魔女の宅急便)やシータ(ラピュタ)が見える!見えたよ!
笑いも表情も動きもそれっぽくて凄く良かった!
ただ途中に強盗が入ってくる展開は急すぎるかな、と。
バルスや髪の毛のくだりを入れるためにどうにか自然な強盗への入り方で行きたかったところ。
「近くで強盗があったみたいだねー!」とかクッションいれるセリフが欲しかったかな。決勝アリか無いかで言ったら、ここもある。

5.とにかく明るい安村「高校野球講座」
どうしても見ている人のハードルは高くなります。追加合格という点もちょっと影響しちゃいますよね。
パン一ネタではなく逆にしっかり着ているフリップネタでしたが、惜しいことに3分じゃ足りない上に下ネタが多かったのかな、と。
「強豪校の場合」って言われたら「弱小校の場合」を入れないと不自然な気もしましたし、それがあるものだと思ってました。
5分くらい見たかったなぁー、3分にまとめるとこうなるのかなぁー、なんて感じで終わってしまいました。面白かったのですが、ここでは残念ですがないかな、と。安村さんファンの方ゴメンなさい。

6.まとばゆう「澤穂希」
まず出落ち感満載の澤穂希さんのモノマネ歌ネタかと思いきや、
有名アスリートをバッサバッサと切っていく毒のあるネタにシフトしていく感が非常に楽しかった!
ただ音ネタの弱点でもある笑い待ちが出来ないため、皆さんが笑っている間に次にいってしまうところが何か所かあり、
「え?誰の事を言っているの?」
っていう最初に名前を言うところが難しいところ。例えばこのネタがテレビでヘッドホン付けながら聞いてたら絶対笑うというむしろテレビ的なネタであり、絶対怒られるネタでもある。
次々と繰り出される毒が同じテンポなのがマイナスなのは構成力でカバーしていて工夫があって面白かったのですが、カバーしきれてなかったのが惜しい。偉そうに言ってごめんなさい。

7.小島よしお「よしおマリオネット」
両手両足をつなぐよしお3兄弟。ここまでならたまーに見る設定かなーなんて思ってましたが、
東京前半のピークをここに持ってくるほど引き付ける小島よしおさんの今までのものと、
「今サンミュージックは大変!」
というブッコみでものの見事に会場を沸かせてくれました!
あるかなー、ないかなー。判断に苦しむところですが、上位とは差があるかなー。
ごめんなさいここは分からない!

8.サイクロンZ「あてぶり」
過去に決勝へ行った時と同じあてぶりネタ。最初は振り付け、後半有名曲。底ぬけAIR-LINEさんを思い出しますねー。
音の大きさを逆手に取った工夫(アドリブ?)におぉー!ってなりつつも、残念ながら一つ一つの笑いはちょっと小さかったかなぁ。
曲のチョイスだったでしょうか。短いのが多めで最後が長め。ここでみんなルールは分かっていただろうと思うので、大きな笑いが欲しかった。締まらなかったなぁー。
決勝進出以降近年はマジックを取り入れたネタで沸かせていたので、原点回帰でウケたであろうこのスタイルに変えての準決勝、最後は近年のもっと有名曲が欲しかったところ。

9.Gたかし「いきなり藤原竜也」
いやー!これは分かる人には大爆笑だと思ったんですけどねぇー!
ポカーンとしている人も多かった藤原竜也と藤岡弘、さんのモノマネ。
最初藤原竜也(カイジ)で、藤岡弘、さんがいつ藤原竜也さんに変わるのかというドキドキ感と、
いきなりここで変わって終わりか!という期待させての「うわっ!ここか!」ていう終わり方。
賛否両論分かれると思いますが、カイジが分からないと難しいので我々30代男性は最大限の拍手を送りたいと思います。決勝は難しいかな、と。

10.脳みそ夫「OL聖徳太子」
もう芸名からしてヤバい人ですし、初見で驚いたのもあり。
無理矢理すぎる設定ですがボケとなる歴史ワードの笑いでかき消す問答無用で最後までもっていった独自スタイル。
「びっくら古今和歌集♪」
なんてそりゃ笑うに決まってます(笑)!歴史が分からない人でも意外と最後までのめりこんでしまう魅力と、それに伴う笑いも大きかったので期待はできます。
色々な二つの設定を組み合わせてやってるんだろうなぁー!なんて想像すらさせてくれます。初めて見ただけに。

11.厚切りジェイソン「ことわざ」
去年この会場で大ブレイクを果たした厚切りジェイソン。
この1年で日本語が上手くなるわけでもなく(?)うまい事今年はことわざネタで勝負!いや面白かった!
ただ!
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
は正直わかりづらかった!本人はどうしてもここはやりたかったのかな!?難しかったよ!説明が長くなって笑いの流れが止まった感があります。
一つ前の脳みそ夫さんのネタが終わって、出囃子がほんの3秒くらいだった気もするのもここだけで、
「うわもう来た!」ってなったのは私だけでしょうか?まだ前者の残り香があったような。
残念ながら3分の構成で考えたら、もっと面白く出来たんじゃないかと思う次第。ここはない気がします。無念。

12.ウエストランド井口「進路相談」
完全に期待を上回った。決勝進出は見えている毒吐きまくりツッコミ冴えまくり共感しまくりの妬み嫉みの嵐!
もう思っていることを全部出しちゃう正直なツッコミに共感しまくりで逆に心に刺さる。
最後まで投票3組に入れるか入れないかで迷ってしまいました。ゴメン!でもあるよ!絶対あるよ!ツイッターでも話題に上がりまくってたよ!
個人的に好きなのでそのまま切りまくってほしいと思います。決勝進出レベル。

13.大福「森山直太朗風に歌う」
前々回の歌ネタ王のファイナリストの大福さん。
圧倒的歌唱力とモノマネと、様々なギャグを森山直太朗さん風に歌いきる一つ一つがキレがあったのですが、
逆にモノマネしすぎて分からないギャグが一つ二つあったかなぁ、なんて。
ただ最後ビシッと決まって総評的には凄く感動すら覚えました。同じ事務所のラブレターズ溜口さんも会場で見た気がします。たぶん。
笑い的にはもうちょっとほしかったけど、歌ネタの弱点的な前述の澤穂希ネタ「まとばゆう」さんと同じ聞き取りづらさを感じました。
これがこの日最後だったら気持ちよく帰れただろうと思います。

14.ハリウッドザコシショウ「やりつくされたモノマネ」
いやねぇ、もうねぇ、一つ前のブログでも書いちゃったのですが、どうしても決勝いってほしくなっちゃってましてねぇ・・・。期待はもの凄くしていたのですが・・・。

東京前半を全部持っていっちゃうだけウケた!

と個人的には思ってます。えぇ、期待以上の結果だ!落ちたとしてもバンザーイ!
っていうくらいたぶん皆様の脳裏に刻まれたと思ってます。まるで自分の事のようにうれしくもありますが、
女性目線正直訳分からなかったかもしれないというちょっとした下品さと、パワーと、
この日1日のピークをここに持ってきちゃった感があった気がします。ないかな!?ダメかな!?
問答無用で投票。笑いの量は会場イチだった気がします。マジで。賛否両論大歓迎だぜ!



ここで大阪に切り替わります。東京会場も大阪への映像が映し出されるシステム。毎年これは嬉しいぜ!



大阪前半。

2016-02-25-21-54-26

15.ZAZY「きぬよにパン」
同じネタが先日のガキの使いの「山-1グランプリ」で放送されてたのがどう出たか!
もちろんライブ感も大事ですが、大阪会場の笑いがいまいち伝わりづらかったので、ライブ感が損なわれた一発目だったのがちょっと不利に働きます。
正直面白かったんだろうけど判断に苦しんだので、大阪で見ていた皆様にゆだねるよ!
ただトップバッターのプレッシャーという点では、そこを上回った東京会場のハッピーエンドゆずきさんに分がある。比べるところじゃないかもなんですが・・・。

16.矢野号「るみちゃん」
聞き取り辛いのは「織り込み済み」かと思われるマシンガントークコント(?)。
ただやっぱり他のメンバーを見るとかすんでしまうのと、思い出されるのはあるあるの面白さよりも甲高い声の「るみちゃーん!」連呼。
それよりも何か一つドッカンと来るボケが第1に脳裏に来ればあるいは、という位置。
逆に3分のネタとしては凄く面白かった!5分なら見る側は疲れていただろうと思います。最初に書いたようなものとそういうところが計算されていたなら凄い。ただ笑いが欲しかった!

17.かみじょうたけし「高校野球中継のエンディング」
高校野球好きでお笑い好きな人ならだれもが知る方。
「感動の名シーン」と「そんなのないよ(笑)!」という2極化されたもので構成されていると思いきや、
名シーン1にボケ3・4つという意外性。ボケの順番で大きく評価が変わりそう。
フリップをひもで引っ張るところで手間取ってそっちに目が行っちゃったのもあり、ちょっと笑いにはつながらなかったところもありましたね・・・。
青春を大いに織り込んだものだったので、最後感動させてほしかったぁ、とか。偉そうでごめんなさい。
高校球児の表情、スローでしっかり見させて頂きました!

18.おいでやす小田「面接」
もはや踏み倒されコスられまくりであろうコントとしてありきたりな面接ネタなのに、
しゃべり続け驚き続ける店長に驚き笑わされる圧倒的な、目力(めぢから)!
いやもう参りましたよ。凄い。
強いてアラを探すなら、その驚きの眼がちょっとかすむ「メガネ」は無い方が、とか。
いや分からない。あったら我々はそっちに意識がいってしまうかも・・・。
とにかく大阪会場のピークはここであろうと思います。たぶん。現地の人はどう思ったか知りたい。体が二つ欲しい!

19.粗品(霜降り明星)「マシンガンツッコミ」
フリップネタでガシガシボケてツッコんでいくシュールかつストレートなボケの数ツッコミの数。
一つ一つも面白く、続けて言うことでドンドン上乗せして行って最後大爆発!!!
と!
行かなかった!惜しいよー!!!だるま同士がケンカして、
「だるまさんが口論だ!」
って文字に起こさないと分からない人が多数いたと思われます。ここで笑いが止まった!
「だるまさんがころんだ」→口論
ってスンナリ出てこなかった。ネタ後に「アレなんだったんだろう」って考えてから分かった私の頭が悪いのか。
同じような言い回しのボケが前半にあって、それに続けてだったら分かったのか、とか考えます。
このだるまさんさえ無ければ・・・、と思う今日この頃。準決勝の常連さんだけに残念。でも決勝はあるとも思えます。

20.シャンプーハットこいで「こいで塾食物連鎖」
横に長ーいフリップを本当にうまく使って、長ーい絵で気持ちの悪い(ごめんなさい!)食物連鎖を描ききって、
わざとその気持ち悪い感を出してラストはホラーっていうもう、「勘弁してくれ!」っていう衝撃。
面白さより、「怖ッ」ってなった人は素直に手を挙げるように。・・・私もです。わざと感満載でやられた。完全に決勝はこの人自身が見ていないネタで脱帽。



で、東京会場に戻ります。

東京後半!

2016-02-25-21-54-44

21.バイク川崎バイク「ドアの物語」
近年決勝へ行きそうで、ブレイクしそうで、しないバイク川崎バイク。もー!
今年はそのサングラスにBKBTシャツとかのスタイルではなく、正統派コントで挑戦。
その一言一言が「あるある」と「わざと出すダサさ」の2つが見え隠れ(隠れてない)のショートコントスタイル。
ただ、一つ一つの笑いは小さかったよね・・・。ストーリーテラー(司会)キャラとコントキャラの分離が上手いこと出来ずにごっちゃになった。
ボケが練れればいいのか、順番が悪かったのか。残念ながら評価は低め。最後にBKBが見れれて期待に応えてくれたのは好印象。

22.エハラマサヒロ「音楽プロデューサー」
ドラえもんの主題歌を歌う歌手にいろいろ変えようとするプロデューサーのコント。
しゃべりと軽快なその音楽のタイミングもバッチリだったのですが、3分じゃ短いのかなぁ・・・、と。
ちょっと歌詞の運びの無理矢理感があった気が。たぶんもっとしゃべりの間を空けてのネタなのか、と考えます。
むしろ一つ一つを長く見たかった。面白いのになぁー、難しいなぁー。と。
こんなプロデューサーいるんだろうなぁー、なんて想像をかき立てるいいネタだと思います。

23.中村涼子「更生させる教師」
この方といえばパンをくわえて交差点で幼馴染にぶつかって、
「た、たなかこうへいー!?」
っていう少女漫画ネタが有名(?)な人ですが、
そのハスキーボイスを逆手に取ったちょっと歳いった女教師が不良学級に赴任するというネタ。
もはや開き直りまくりジャンプしまくりのマシンガン教師。これは凄い。卵全部当たってたあたりはやっぱりドジッこネタになりましたね^^;
見ていてポジティブになれる飛び跳ねる女性は大好きです(個人的)ですが、大きなボケが、笑いが無かったかなぁー、と。
ここにきて時間のアラートも鳴り、賞レースとしては厳しさを感じました。キャラは凄い。似てないモノマネも凄かった。他人に教えたいなと思う感は随一。

24.マツモトクラブ「お葬式」
前年度準優勝のこの方。直前に放送された内村さまぁ~ずのチャンピオン大会のネタで来るかと思ったら違った!ネタ多いのねぇ・・・。
いつもながら本当に誰かと会話しているであろう死んだ友人の声、と、マツモトクラブさんの声、の会話が凄い。打ち込みだよね?違うかな!?
笑いとは真逆の「お葬式」をテーマにしたネタで、最後亡くなった同級生と会話しちゃう感動。あまり笑いのテーマとしてはよろしくないところを見せるところ凄い。
ただ他のメンバーに飲まれたかなぁー。わからない。ここわからない!

25.キャプテン渡辺「100%の答え」
答えに困るテーマに絶対に返せる100%の返し・答えを言っていくという、今では逆に珍しくなってしまった正統派漫談スタイル。ブレなくて好きです!ファイナリスト経験者。
私個人も自分も同じ境遇のため、ダメ人間の境地をズバズバと言っていくのに個人的大共感!
決勝進出にここを押す人も多く、正直2度目の決勝も見えている!漫談で貫いてほしい!
ただ「先輩の誘いを断ってお酒飲んで先輩と自転車でバッタリ会った時。」みたいな時、
それ実際にやったら飲酒運転で捕まるよ!っていうのが私の頭をよぎり、大問題になりかねないと危惧。
ここは仮に決勝いったとしても捕まるから変えるべきだと思います。自転車だけ。

26.アンドーひであき「ものまねアンドロイド」
うーん・・・、動きは凄い。本当に凄い。右に出る人はいないくらい凄い。
ただモノマネで笑いが無い・・・。共感できないところやマニアックなモノマネで完全に見ている人は呆気にとられる。
ジャンル的には笑いではなくモノマネ寄り。何かのインタビューでコロッケさんが、
「モノマネ3:何か違う生き物7」の割合で本人をぶっ壊す。
なんていうのを見て、アンドーひであきさんをみてコロッケさんインタビュー記事を思い出して
「なるほど」
と思ったわけで。ごめんなさい。笑えなかった。

27.三浦マイルド「どっちも言いそう」
二つの異なる職業の人が、「同じセリフなのにどっちも言いそう。」っていうのを連打するフリップネタ。
ヤバいバイトとかを経験したのか、かなり厄介な職業やアウトローなものが後半多く、
例えばそういう闇金みたいなものが苦手な私は笑えないところも多く感じたのですが、周りは凄く高評価!
優勝経験者が見た天と地のギャップと、その実力を発揮した・・・、ようです。
ごめんなさい私にはハマらなかった!ドラえもんとアウトローで指が無いとかちょっとええっ!ってなってしまい・・・。
ここもわからない!評価はほかの人に丸投げします。特別審査員3人はどう思ったのかなぁ・・・。

28.パーマ大佐「僕なりの森のくまさん」
デビューしたてでオンエアバトルで勝ちまくりの音楽一家で歌ネタ王もファイナリスト。
まだ20歳そこそこで3年目くらいなのに順風満帆ですが、そこに弱点を垣間見た気がします。
デビューしたての荒削りさが良かったのかなぁ、と。いや今が悪い訳じゃなくて、このネタ前の説明が長くてボケの数が少ない違和感。
いろんな番組でやってしまったこのネタ。
本当に、個人的に感じた勝手な予想で本当に申し訳ないんですが(先に謝っておきます)、
太田プロの構成作家さんにあれこれ言われまくりでその通りにしちゃって面白さが分からずにそのままキッチリ言う通りやっちゃった感。
と見ました。ごめんなさいごめんなさい。初めて見た森のくまさんの方が100倍面白かったような気がします。初見とか何回見たかとか関係なく。若さとか一切感じなくて歳いったように見えたベテラン感は凄いんですけどね。
6月に「太田プロで漫才がしたいんですが!」って言ったら「もう無理なので10月からのをお勧めします」って言われて「10月からのは年齢制限設けているので30代はダメです」って言われて半年無駄にしたから太田プロに恨みがあるかないかって言ったらある私が穿った目で見てます。たぶん。
話を戻して・・・、
パーマ大佐には、自分が思った面白い事をやってほしいなぁ、若いっていいなぁー、頑張って!
と心から思います。ただ太田プロのKさんは許さん!(嘘ですごめんなさいごめんなさい)

29.あばれる君
海外で練習中の野球部の顧問が時差考えてなくて試合が終わっていたというネタ。テレビでも何回か見た気がします。
相変わらずの熱血コントで大いに笑いをも生み出していたのですが・・・、個人的には反則。
このブログの最初に書いた、「3分ルール」での時間切れがここで初めて発動して強制終了。3分30秒でも納まりませんでした。
これってどうなんだろう。他の芸人さんがキッチリ3分前後でまとめたのに対し、あばれる君は強制終了後も数秒続けました。
これは他の芸人さんにも失礼かな、と。いくら笑いをとっても、
「俺たちだってあと30秒あったらこれ入れられるのに!」
と思うかも。泣く泣くネタを削った人が多いであろう中、30秒以上オーバーはいただけない。
決勝に残していいものかちょっと疑問に思う訳で。どうだろう。私ならちょっとウケはともかく選外にするべきかな、と。ファンの方申し訳ない。

30.おぐ「ハゲデート」
こちらも決勝経験者。ここから東京会場は大きな笑いの波が押し寄せてきます!その波を作ったのはここ!
例年と同じく、デート中にガヤでツッコミが入るタイプを昇華させたもの。
「それはお前の毛だよ!」っていうツッコミがわざとなのか繰り返し多かったのが吉と出るか凶と出るか。
笑いの量は突然ドッときたので、流れ的に決勝はあると考えてます。

31.田上よしえ「正しい日本語講座」
笑いの流れは止まりません。さらにビッグウェーブを問答無用で上乗せしてきた田上よしえさん。
実はこのネタは過去にこの準決勝でもやっている。凄いぜ、それだけでも凄いのに、
「制服盗んで・・・、」
のくだりで、逮捕されてしまった同事務所のキングオブコント覇者を連想させる壮大なブッコみ!
人力舎の誰もが発言を避けてきたことをネタに組み込んで言ってしまってドッカンドッカンうわぁああああ!ってなったもはや止まらないマシンガン一人コント。完全に脱帽。問答無用で投票しましたさ!
ただオチの食パンの頭を止めるアレの正式名称っていうのは結構他の芸人さんにコスられてるんじゃないかな!?って思います。雑学とか。どうだろう!?個人的には優勝レベルでした。

32.サンシャイン池崎「心理テスト」
結局イェーイ!ギャグをやりたいだけじゃないか(笑)!心理テスト無理矢理だな!ってなるのですが、それはさておき、ウェーブ止まらず。
そのハイテンションさから繰り出されるイェーイの数々は圧巻!
設定の崩壊も感じさせない力技。説明は不可能(笑)!

33.横澤夏子「幸せすぎて」
突然プロポーズされるであろうことに気が付いてニヤニヤが止まらない幸せ女子コント。
「幸せぇー!!!」
の連発で、それも見ている我々側も、ドッキリプロポーズしよう(されたい)って思うところ(?)で笑いも大きく生まれました!今まで横澤夏子さんを見た中で一番面白かったです!
ドッキリ不発で結局プロポーズされないっていう流れではなく逆にしっかりされるのがむしろ斬新。裏切らない笑いもあるのね!そのオチに脱帽。

34.ルシファー吉岡「キャンタマクラッカー」
笑いのビックウェーブ、ここに極まりました。
正直本当に小学生の発想での下ネタとも言えないそのネタに、私は頭揺らして笑いましたよえぇ!
なんで!なんでそういうネタを作るんだ!教師ネタなのに。いやもう、完全にやられました。
無表情なのに志村けん的下ネタでの笑い。なんかもう全てはやっぱりそこなんだなぁー、と。参りました!

35.永野「ラッセン」
さぁ判断のわかれるところ!波はここでしぼんだのか、継続したまま東京会場は締められたのか!?
ネタはいつものラッセンから始まるのですが、
急激に売れた人が行き付くネタはこうなるよね!っていう感じがしないでもない。
優勝するために来ましたー!から自分でどんどんハードルを上げて言っていくネタ。
後半に陰りがあったかな!?どうかな!?ルシファー吉岡さんの後じゃなかったらどうだったかな!?と、東京会場のトリという位置を与えられた難しいところ。
ただテレビ見ない人はポカーンとなったらしい。わからんんんんんん!



そしてラスト。大阪後半!

2016-02-25-21-54-50

36.ゆりやんレトリィバァ「???」
ここは本当に残念。事件。東京会場はもうポカーンというか、泣くしかない。

ゆりやんの持っているマイクが入っていない。

ピンマイクを付けていればこうならなかったのだろうか。とにかく東京会場で聞こえるのは大阪会場の会場マイクに入る小さい笑い声と、小さく聞こえるゆりやんの声。
そして大きな音楽(ここ重要)。
全部BGMで聞こえない。なんとなく後半分かってきたけど、それも何となくしか聞こえない。
「音声ミス」なのか「ピンマイク付け忘れ」か「電源入ってなかった」のか。
どれにしろ東京会場にいる人は正当な審査は一切できず笑いも起きず、特別審査員がひねる後頭部を私は見るのみ。無念。
大阪会場ではウケていたっぽいので、謝罪もあるかも。それ含めた決勝進出とかもあったりしちゃうかも。ここは大阪会場の方に判断で。

37.藤崎マーケットトキ「別々に笑かす」
とにかくゆりやんがあったので、
東京会場「以降ちゃんと聞こえるのか?」となってしまった事実もアリ。
トキさんのつかみがしっかり聞こえて東京会場でも爆笑が起きたので一安心。
「男性」「女性」「トキさんの親族」の3方面を別々に笑わせて行こうというフリップネタ。コンビでの活動がメインだろうに、ピンでも二人とも決勝は毎年凄い。
3つものフリップを駆使したテクニック的なものも凄く決勝もある!(決勝経験者ですし)

38.ラフ次元・梅村「直訳」
事実英語の教師の資格を持つ(塾講師だっけ?)梅村さんの直訳ネタ。
最初の直訳したらこうなる、っていう説明が上手くいかなかったのと、
洋楽が多く、元の歌詞もわからないところがマイナス感。誰もが知っているアナ雪が去年は凄かっただけに。
フリップではなく、「元の英語の歌詞も出た映像」ならあぁそうなんだ!ってなったかも、と思いました。
とにかくずーっとフリップをタイミングよく間違えず引っ張っていくのは正直圧巻でしたが、笑いは少なかったかなぁ・・・。

39.ヒューマン中村「いじめられているかどうか分からない」
大阪後半7名の中で起きた3つのうち2つ目の事件。一つ目はゆりやんの音声ミス、
二つ目のここは、ヒューマン中村さんがフリップネタではないところ、に感動したという声が。
確かにそうだ!フリップにこだわってた!でも初決勝の時はフリップじゃなかったんですけどね・・・。
っていうのはともかく、
「いじめられているのかどうか分からない」
という悩みを先生に相談する生徒コント。どうだったかな!?結局最後はいじめている側がお金をくれるっていうオチが多かった気が!
設定とか凄くらしさは出てた気はします。ただお笑いファン歴が短い人や初めて見た人の印象はどうなんだろう、と気になるところ。

40.中山女子短期大学「みんな○○」
3つ目の事件。映像ミス。
先ほど映像だったら・・・、とラフ次元梅村さんのところで言ったにもかかわらず、映像も出ないでネタも出来ずに出囃子も2周するという・・・。
構成作家さんも「映像ミスでしょ・・・。」ととなりの関西テレビの女性特別審査員と話していました。
急きょテンダラーさんが出てきてハプニングをつなぐ。テンダラーさんに拍手。
完全に映像ミスなのでこれもちょっと違和感抱えながら改めてスタートすることに。
過去に第2回歌ネタ王で映像ミスで直らなくて、順番が後ろに変わったうえにそのまま優勝した手賀沼ジュンさんの例もあるので、ここは制作サイドは素直に中山女子短期大学さんに謝ってね!てへ!
ネタは、無作為に有名人を歌詞にしたと思いきや実は全員○○とか、全作品実は○○という思わずマジかよ!ってなる発想斜め上ネタ。
それだけに、むううううってなりましたね。

41.藤崎マーケット田崎「授業中」
これはもう中学生の授業中あるある的なものを見たイメージ!
あぁ、そうだったわぁーってなるよね!笑いは大きくありましたけど、オチが弱く尻すぼみ感。
思い出した。過去に田崎さん、オチを音声ミスでオトせなかった時もありましたねR-1準決勝で・・・。
今年も同級生は音声でした。音声ミスがあったのを思い出すだけでゾッとします。中山女子短期大学さんやゆりやんもあったし。
ネタに話を戻すと、何か自分が中学生に戻った気になって良かった!青春系大好きです!

42.ナオユキ「飲み屋」
全くブレない漫談。飲み屋での話をバッサリ斬っていくのですが、今年は3分でビシッと決まった!
しっかりだんだんと盛り上がって最後スカッと決めてくれたのは爽快!
爆笑BOOINGやGAHAHAキング決定戦にコンビだった頃に出てたのを昨日のように思い出します。うそ。昨日は言い過ぎた・・・。
いろいろ感じるところはあるナオユキさん。去年5月だかの単独も行きましたし。



以上全42人レポでした。書くのに4時間かかったよ・・・。

改めて言い直しますが、特定の芸人さんファンが怒るようなことを書いたかもしれませんので、ファンの方はごめんなさい本当に・・・。

私の投票は、

・ハリウッドザコシショウさん
・田上よしえさん
・ルシファー吉岡さん

でございました。次点を考えると○3つを勝手につけた、
・ハッピーエンドゆずき
・ウエストランド井口
・おいでやす小田
・おぐ
・サンシャイン池崎
・横澤夏子
(敬称略)

を合わせて9名となります。敬称略とさん付けと混ざりまくりの記事でごめんなさい・・・。

準決勝を見に行ったほかの方々の推しとかツボとか違うのは当たり前。



R-1ぐらんぷりに関わった芸人さんやスタッフ、MC、

そしてお笑い好きのここまで見てくれた皆さんに感謝!

昨日今日とR-1書いて明日もR-1の記事を書きたかったけど燃え尽きたわ!ありがとうー!




このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ