ここ最近お笑いの賞レースの話ばかりだったので、もうちょいその話題を引っ張りますよー。

Twitterとか見てると、こういった賞レースやライブなんかを見て、



「テレビ的にはダメだよなぁー。」



なんて言う人も多く見受けられます。

ごもっともです。テレビでは放送できないようなこともライブならいくらでも出来る。

普段テレビでギリギリやっている人は、ライブだともっと凄い。



で、



はたしてテレビでやっている賞レースはどちらなんだろう。

例えば普通のバラエティ番組であれば、「真に面白い人」より「テレビで活躍できる人」を番組サイドはもちろん起用します。

つまりは「面白い人」と「テレビ的に使い勝手のいい人」両方併せ持たないと賞レースでは優勝できません。

ただ、

「真に面白い人」はしっかり決勝までは行ける。

優勝者より他の決勝進出者が売れる事が多いのは、ネタ以外の部分で色々な要素を持つ人。



で、私が思うに、



優勝より、決勝へ進出してメディアに出るだけ。

ゴールデンで生放送される今の賞レースはこれさえ出来ればもはや実力は折り紙つきとも言えるかもしれません。ネタでのふるいにかけられるのはここまで。

もちろん優勝するに越したことはありませんが、むしろそれ以降テレビに出た時のハードルは高くなる。

決勝まで行ったなら、勝つよりインパクト重視の方が先を考えると良いかなぁー、なんて。



M-1が結成10年以内→15年以内になったり、
R-1はコンビの片方だろうがウルトラベテランだろうが出場可能。三枝師匠すらファイナリスト。

残念ながら今現在、若手発掘系の番組がないのが正直残念。

むしろ無名タレントのみのバトル系番組を深夜でいいからやって欲しいところ。

ライブでは無双状態でテレビでは使いづらい人とか、結成5年以内とか!

 

今の賞レースを批判しているわけではなく、荒削りな頑張っている人たちの笑いと頑張りに感動して見てきた気がするけど、今はそれがなくてさみしいなぁ、と。

オンエアバトルとあらびき団の復活を希望するよ!

テレビ的にではなく、テレビの将来的に!