ターキークエスト

お笑い・プロレス・聖闘士星矢・キン肉マン・モンスト・DMMバヌーシーなど。
興味のあることは試したり感じたりするのがモットー。趣味に人生を費やす。

2017年02月

R-1ぐらんぷり準決勝、メルパルクホールでの現地レポです(去年のほぼコピペ)。

来週の火曜日2/28の夜に決勝が生放送で行なわれます。

ここから下は全員のネタのネタバレ(ややこしい)なので、決勝を楽しみにしている人は放送まではここから下は見ないでくださいね!

なおあくまで私の感想なので、特定の芸人さんファンが怒ることも書いてしまうかもしれませんが、そこは抑えてくださいませ。



で、



今年から大阪会場が無くなり、東京会場のみになった今年の準決勝。

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こんな紙袋を頂きましたが、派手すぎて使えないよ・・・。

とにかく東京だけになったことの是非は私の中では答えは出てますがそれは明日語るとして(たぶん3日連続R-1記事を書く予定)、

そんな東京準決勝の進行も滞りなくスムーズに進んだのもスタッフとMCのはりけ~んずの人柄。毎年ありがとうございます!

強風とちょっとの雨の中、開場がちょっと遅れたのだけが残念だったところです。



で、



39名の準決勝のネタなのですが、7・7・6・7・6・6人と6ブロックに区切られて行われました。

ネタ順が大きく展開を左右した今年の準決勝、

そして帰りの電車でもう発表された決勝進出者9名+敗者復活枠3名予想も交えながら紹介していきたいと思います。

なお、あくまで個人的な3段階で☆を付けました。

面白かったのに○○決勝行ってなかったよ!結果納得できない!とか文句も言いたいのは人それぞれもちろんわかりますが、それも毎年楽しんでいこうぜ!(と大人になって最近思うようになった)



まずは第1ブロック。

1.AMEMIYA「ご飯のおかわり自由です」☆
ブレずに冷やし中華スタイルのまま、また新たなネタで登場。
トップバッターという緊張の中、見事にまさかの展開で笑わせて頂いたAMEMIYAさん。
いきなりの歌ネタということでボリューム等の心配がまだ会場内にあったので、ちょっと会場が温まるまでの時間が掛かり、気が付いたら終わっていました。
その後も歌ネタ的なものが「多かった」ので、よくよく考えるともう一回聞きたくなるけど、そんな店もう行かないよ!ってなるのでいいや!とも思う矛盾。ブラックなのでちょっとおススメできなかった。
いつも衣装は白いのにネタはブラック。こわっ。

2.あばれる君「第2ボタン」☆
いつも通りの熱血コントなのですが、
この「卒業式に地味な子と、罰ゲームで第2ボタン取りに来たマドンナの子」ネタはテレビでも何回も見ているような気がして、残念ですが個人的にいつも通りに思ってしまい、裏切られもしなかったのでちょっと低評価。新ネタとか他のスタイルも見てみたいところ。

3.石出奈々子「ジブリっぽい子が大阪へ行ったら」☆☆☆
個人的にこの日大絶賛の子が本当に決勝進出を決めました。
去年も出番が早めの4番手。急展開過ぎたのでちょっとついていけなかった感があったのですが、
今年は殊の外面白かった!
途中のパンチラじゃないけど、そういうところにもガッチリつかまれました。むしろ完全に好きになるパターン!
来るぞ来るぞ!って思ってオチがそれか!っていうのも良かった。
決勝もあるので深くネタの内容は言いませんが、心から嬉しい。まったくR-1以外では見たことは無いのですが。
なお、決勝進出者に女性が4人もいるよ!なんていうのも見ますけれど、
そもそも準決勝の時点で多かったので、決勝に関して「多い!」って言うのはナンセンスだぜ。むしろ凄い。
生放送でそのジブリの特異さと可愛さとネタ構成の上手さが伝わることを願ってます。それ系の仕事をあげてください。

4.キャプテン渡辺「バイトの鬼」☆☆
ここで一つのキーポイントを迎えちゃったR-1ぐらんぷり2017。
なんとマイク一本の漫談は、キャプテン一人だけ。マジかよ!時代だな!
で、さらに、
ウーマンラッシュアワーでおなじみ「バイトリーダーの性格」的なネタが、この後いろんな人と被って比較対象にされることに。
個人的にこのキャプテンの「バイトの鬼」に該当する人が頭に浮かんだため、スッと頭に入って非常に笑わせて頂きました。ただ決勝への返り咲きはならず。
そしてこのあと出てくるネタ被りの人との比較も注目。ただ先に言っちゃいますけど、全滅でしたが。

5.西村ヒロチョ「ロマンティック10回クイズ、だるまさんがころんだ」☆☆
非常に体の動きもネタもキレていて、こまめに効果音が入ってきたり、ワンパターンなものの繰り返しじゃなくなってきていたり、正直ここ数年でかなり進化したような気がする西村ヒロチョ。
あばれる君・ニッチェ・永野・斎藤工を輩出した「エンパレ」っていう番組があったのですが、そこでゴリ押しされていたのに乗り切れなかったのが悔やまれます。売れ損じた感。
ココが正念場だと思う西村ヒロチョ。もう一花咲かせてほしいところです。

6.霜降り明星粗品「(いろいろありすぎて)」☆☆☆
今年こそ!今年こそ!と思っていたけれど、どうしても届かない決勝の椅子。
完全に大爆笑を取っていたり、上手いなぁ!というものもあったり、行けたと思っていましたが・・・。
結果終わってみると、最後の方にはどんなネタだったかなかなか思い出せなくなる無念さ。一つ一つの積み重ねで凄く面白かったのに、39人見終わった後にはちょっとジェンガの如く崩れていた感。
なにか一つ印象に残るものが欲しかった。ただ唯一無二感は、本当にここ5年くらいの決勝で感じています。劇場やライブではウケるけど、何故残らないのかを私も考えよう。
コンビでもM-1やTHEMANZAIで準決勝まで行くこともあるのに。
メモにはオチが長かったけど弱かったと書いていましたが、それも思い出せない。悔しい。

7.サンシャイン池崎「結婚相談所・・・」☆☆
売れた人がどういった変化球のネタをするのか、というのもR-1の見どころ。
完全にツカミから裏切られて凄く面白かったし、予想を超えてきたのは凄かったのですが・・・、
何分早口過ぎて聞き取れなかった。
一言一言に単語でボケを挟んでくるのですが、勢いや笑い待ちも無視で突っ走るため、ボケの3割くらいマジで聞き取れなかった。
出だしが凄かっただけに、勢いで乗り切ることが出来なかった。
あと、なんということか平日月曜日の夜、お子様がいない会場だったのもマイナスに働いた気がします。子供大爆笑パターン。でもサラリーマンだらけ。メルパルクホールという立地が悪かった(ってことで個人的納得)。

ここで小休止、はりけ~んずさんのトークと怒鳴りで次に進みます。

第2ブロック。

8.中山功太「大阪ローカルラジオのCM」☆
ラジオでのCMがすべて関西弁。一つ一つにツッコんでいくパターンの元R-1王者。
ただどうしてもワンパターンに見えてくるし、表情も一切変わらないのでドキドキ感が無かったかも、と。
ピーク無く平坦で終わってしまった。よく言えば安定だけど悪く言えば安全運転。
一つ一つのCMの作りこみは凄いと思いましたが、どうしても面白かったよりも違う感情が出てきてしまいます。期待値が高いのも難点でした。

9.バイク川崎バイク「ピッチャーライナー」☆
まずBKBだと気が付かない。サングラス付けててもいいんじゃないかと思うくらい。
名乗らない人は評価下げるっていう人もいるけど、それも納得。正直もったいなかった。
最期まで試合結果もわからなかったし、モヤモヤ感が残りまくりで残念な感じに。

10.藤崎マーケット田崎「セグウェイバイトリーダー」☆
ここで先述のキャプテン渡辺と比較される全くのテーマ被り。バイトリーダー(仮)。
とはいえまさかの一歩も歩かないでセグウェイに乗ってのバイトリーダーコント。
最先端過ぎるし、誰も真似できないかと思うと、そういえばドローン芸人もいるなぁー、なんて思ったり。
そういった未来的なネタでチャレンジしてくるのって不安要素も残るし大変だと思うし凄い。
面白いより凄いが先に来てしまった。もっと面白く出来そうな言葉面での改良の余地がありそうとも思ってしまったり。ただ、点を突いてくるのは本当に凄い。

11.脳みそ夫「アラサー縄文人」☆
歴史の授業でよく聞く言葉でのコント。
チャラい感じとダジャレのバランスと、それなんとなく知ってる感がグッとくる。
そこが笑いに変わる人と変わらない人との差が激しいのが遠目から見てもわかる、見る人を選ぶタイプ。熱狂的ファンがいるのもわかる。
個人的にはハマりませんでした・・・。去年初めて準決勝で見てなんだこれ!と思ったのを覚えていますが、今年はちょっと印象に残らなかった。ただキャラは凄い。今後売れる可能性は秘めていると思う。

12.クロスバー直撃前野「自動販売機の解体」☆
独自の発想。マグロの解体の如く自販機の解体をしていくコント。
ネタを作るうえで某所で教わったことの一つに、
あり得ないことが強すぎるといけない。
っていうのがあったのですが、それを思い出した。自販機を包丁でさばいていく過程にまずポカーンと。
現実感あるボケをもうちょっと取り入れてほしかったと思います。偉そうにごめんなさい。

13.パーマ大佐「ツッコミアンサーソング」☆☆☆
実は去年の準決勝ブログでは酷評してしまったパーマ大佐。
今年は正直面白かった。ただツカミとネタの中で2か所「森のくまさん」を入れてきたのはちょっとやり過ぎ感。騒動を上手く使えたのかそうでもないかと思うと、後者。
あと個人的でマニアックな知識なんですけれども、
嘉門達夫さんの「伝家の宝刀」っていうアルバムの、「怒りのグルーヴ・童謡編」っていう歌と、ほぼネタが被ってます。童謡編。
童謡をネタにしたり笑いに変えたりなんて言うのは誰だってやるのでいいことなのですが、
それをCDにしてしまうのはどうしても事務所がイカンと思う例の騒動。そりゃパーマ大佐は被害者で事務所が加害者的に思えます。
そういったものに頼らず家柄でもなく、オリジナルなネタで売れることを願ってます。事務所のゴリ押し感が凄かった。彼自身が付いていけてなかった。

14.平野ノラ「バブリー保母さん」☆
面白かったのですが、超えてこなかった。無念。
貯め込んだ平野ノラベスト盤の如く、今までのネタを小気味よく3分見せて頂きましたが、初見だと面白いと思うはずですが、テレビをよく見る人ほど厳しいパターン。
私もいい年なのでWINKとかわかるけど、分からない人は分からないでしょうし。ちょっと失速。

小休止。なんとここまで前半1/3が終わって、決勝進出者は石出奈々子さんただ一人。

如何に出番が早いと不利かが良く分かります。

第3ブロックに入ります。(第6まであるよ!)

15.マツモトクラブ「雪のホーム」☆☆☆
効果音と会話の最高峰、マツモトクラブさんの見事なネタで文句なく決勝進出。
電車のホームで起こる現実感のある会話とあるあると、まるで本当にそこが駅のホームであるかのような臨場感。お笑いVRと名付けよう(どうでもいい)。
決勝まで楽しみにしていた方がいいと思うので内容は避けますが、駅の反対側にいる人を想像しながら見てみるといいかもしれません。

16.もう中学生「お寿司屋さん」☆☆☆
いつものダンボールコント。
いつしかの準決勝ではマイク立てて漫談していたのに、また戻ってきました。
何よりもその世界観、もう中ワールドが凄い。凄すぎる。
最期のいぬ?羊?は何だったんだ!なんでそこ繰り返すんだ!前半なんだったんだ!という奇想天外な発想。
ずっと中学生のままでいてほしいものです。決勝には届かなかったけど、届かなかったのも納得(笑)。

17.守屋日和「表現力コンテスト」☆☆
大阪の友人曰く、「オールザッツでは毎年活躍。」って言っておりましたが、こちらでは2年くらい放送されてないんですよ、オールザッツ漫才・・・。
で、ネタの内容はハナミズキに合わせてフィギュアスケートの如く動くだけ、というもの。
なんと一切一言も発することが無かった!音響さんが喜ぶね!
一見して顔がちゅうえいさんに似ていたので、そこにちょっと引っかかってしまったのと、何故ここでこのネタを持ってきたのだろうか、と思うネタの選び方にもセンスが見え隠れ。
単独ライブをやるうちの一つのネタだろうと思うのに。
準決勝で一言もしゃべらないハナミズキのあの歌の雰囲気で勝負。
もう一回来年見たいと思っています。スルメ的なネタ、もう一回見ないと判断できない。

18.横澤夏子「家族4人乗り」☆☆☆
なんと過去にやった同じネタで準決勝に。見事突破して連続の決勝進出。勢い!
2年前かな?同じネタだった時も面白かったのにダメだったので、ここはネタ順如何によっては優勝もある円熟味を帯びたネタだと思ってます。
特に女性に好かれるネタ。お母さんに好かれると思います!内容は決勝を見てね!たぶん!

19.ルシファー吉岡「大化の改新」☆☆☆
またしても先生ネタで準決勝突破。もう教師になればいいよ!横澤さんに続き2人連続の決勝。先に言うと、この後もあるので3人連続に。ここで準決勝のピークが一つ来ました。
歴史の勉強にもなるし、思い出すよね!大化の改新を見る児童の感覚は、本当にこうなのかもしれない。内容は決勝で!
あと絶対ネタにキン〇マが入ってくるのもポイント。そのワードに弱いわ、私。

20.ゆりやんレトリィバァ「お姫様」☆☆
設定こそ違うもののいつもの一言ネタ。あまり普段と変わらないけれど、爆笑をかっさらって決勝進出。
なので個人的には決勝戦では厳しいと思ってます。関西ネタとヤンキーネタが多いので、どうかなぁ・・・。
受け入れられるポイントを増やしてくれるといいかも。ちなみに土屋太鳳さんは大好きです!ここは面白かった!

ここで小休止。半分が終わりました。

今の第3ブロックの6人にうち4人が決勝進出者なので、ここのピークは想像できるかと思います。

後半戦第4ブロック。

21.藤崎マーケットトキ「敢えて感謝状」☆☆
絶対感謝していないだろうとは思うけれど、
あるあるとそこの仕組みは確かにどうなっているんだろう?と思う現実味を帯びたネタ。コントというよりは現実、漫談に近い。
凄く良かった。藤崎マーケットとしてはボケの人なのに、ツッコミも冴えていた。
出来るのであれば10分くらい長く見ていたい心地いいネタだっただけに、残念。
本当にコンビで毎年2人とも準決勝行っちゃうのって凄い。トキさんは決勝もあったし。敗者復活ステージに期待。

22.ZAZY「転校生」☆☆
周りの評価と個人的評価が全く違ったのがこの方。
歌いつつリズムに乗せながらの紙芝居ネタでありました。
私は・・・、ちょっと怖くてハナから引いてました。首がネギって・・・。怖くない?
面白いっていう感情がわかなかった。怖かった。
ただ衣装とか見てくれとか、売れる要素は満載。地上波よりケーブルテレビ的マニアックな世界で食べていけそうな方だと踏んでおります。

23.エハラマサヒロ「桃太郎」☆
お笑い界にはびこる、桃太郎ネタでとりあえずネタを作ってみるにチャレンジ。
誰もが何かしらで見るであろう桃太郎。ここでパーマ大佐の「森のくまさん」が脳裏をよぎります。
「もーもたろさんももたろさん」の後にラップで歌詞を付けた雉(キジ)のアンサーソング。CD化しようとしたら絶対とめられるアレ。
どうしても歌に走ってしまい、本人の熱唱に見ているこちらは置いてけぼり感が出てきてしまいます。
完全に尻つぼみだったので、2017準決勝で3人くらいいたスベったゾーンに入ってしまったと感じております。

24.おいでやす小田「冗談が通じない彼女」☆☆☆
一人コントの設定としてはすんなり入ってくるマシンガンコント。
彼女とご飯食べていてしゃべっているの彼氏だけっていう分かりやすい独り相撲が、むしろこういうコント作れることに憧れを感じます。漫才を一人でやっている風。2人で漫才にしても面白いはずのネタ。
表情が豊かなので、去年はメガネで目が見えないなんてもったいないよ!って難癖をつけてしまった記憶があります。(書いてた。去年の18番目。)
是非とも何らかのMC系で売れてほしいと思っております。ひな壇的な人ではない印象。

25.紺野ぶるま「占い」☆☆☆
完全に意表を突かれました。下ネタ以外のネタを一切知らなかった。
女性芸人でこれほどまでに下ネタを綺麗なのにブッコんで来るという、とんでもない尖った性能の持ち主だと思っていたのに、
正統派コントでありつつ、最近流行りの偏見の塊で大爆笑をさらっていかれた。完全に違った角度で来られた。
初めて見た人でも、「なんかアジアのカタコトの日本語で占ってたけど、それわかる!」っていうパターン。
今後絶対爆発する、絶対売れる女性芸人の一角です。ダビスタとかウイポ(競馬ゲーム)でいうところの、彗星のごとく何かを秘めているパターン。参りました。

26.アキラ100%「絶対見せないdeSHOW」☆☆☆
以前とある深夜番組で「生放送」でやっておりましたが、ゴールデンでさてどうなるか!
正面突破で決勝進出。ガキの使いでも一躍時の人となった、パンツすら履かないとか大変!
有名な人ほど、準決勝だと正直スベったりすることも多々あるのですが、
もはやツカミからもう大爆発!絶対決勝へ行くだろうけれど生放送だとどうかなぁ、なんてそんな概念も覆したアキラ100%に称賛を!内容は決勝で!

27.三浦マイルド「どちらからも聞こえてきそうな言葉」☆☆☆
R-1チャンピオンが再び決勝の舞台へ。
ちょっと大人じゃないと分からないネタであるのが難点であるけれど、30歳以上の人なら笑ってしまうフリップネタ。
1つの言葉が2つの意味を持つというネタ。内容は決勝で!ドラマとかで重宝されそうなキャラなのに!売れて!

ここで小休止。2/3が終わりました。このブロックも曲者揃いで、選ぶのも大変だと思いますよ本当に・・・。

第5ブロック!

28.ニッチェ近藤「日本アラサー大賞」☆
あー残念!スベってしまった!今日イチスベってしまった。
こればっかりは順番の妙もあるとは思いますが、かつてもピンで準決勝へ来ていた人だけに、残念。
もっとマイクと椅子の位置が近ければいいのに。とちょっと間延び感が惜しい。スピードがあればウケていたかもしれません。

29.パタパタママ木下「芸人なのにバイトリーダー(仮)」☆☆
バイトリーダーネタ3人目。被るのは運の無さか・・・。
当の本人がシフトも作り、バイトに命をかけているけれど芸人をやっている体験談をテンション高く語るネタ。系統でいうとカンニング竹山さんタイプ。
惜しいことに、彼の体験談とキャプテン渡辺さんのネタに出てきた人物が似通っていて、
キャプテンの言うバイトリーダーは彼なんじゃないかと思ったりしたけど、逆に「バイトの鬼で何が悪い!」と熱弁。
ただ笑いにもっと変えたいところも熱弁。
彼とキャプテンと藤崎マーケット田崎さんのバイトリーダーネタは、これにて先述の通り全滅と相成りました。ウーマンラッシュアワーを越えないとならない。

30.ヒューマン中村「ちょうど間」☆
去年連続決勝進出記録が途絶えたヒューマン中村さん。勢いを取り戻すことなく無念の敗退。
フリップネタの王道を突き進む言葉の面白さを説明するわけですが、
・・・毎年思うけど、フリップをめくって説明する、その間の喋りが磨かれてない。
言葉遊び自体は凄いのに、それに付け足して自分で解説するしゃべりが、全く凄くない。ただ繋いでいるだけに聞こえます。
毎年惜しい。毎年同じこと思う。ボケは凄いので、ツッコミにも力を入れて欲しいところ。むしろ敗退に納得。

31.中村涼子「1人暮らしの間違い電話」☆
主人公とナレーションとお母さんの3人がごっちゃになってしまう音声の難しさ。
同じような仕組みのマツモトクラブさんがウケてしまっていたので、多少比較対象にされるところ。
「主人公」と「ナレーションの主人公」の声が同じなので、難しかった。ネタ作りの時点で気が付いて欲しかったところ。ナレーションは3人目の声を使えばいいドラマが見れたと思ってます。
今日の出演者の中で唯一感動とか泣けるネタだったので、来年に期待です。

32.ナオ・デストラーデ「営業マン」☆☆
そんな名前ないよ!っていう苗字と、体格と、まさかのオチで笑わせて頂いたのですが、
笑いにかき消されて聞こえなかった部分が多かったのが残念なポイント。コンビだとピンでネタをすることも少ないので分からないよね。
ツカミと中盤が良かっただけに、たたみこめなかったのが残念。
結局下の名前言ったけど聞こえなかった。なんだったんだろう。

33.とにかく明るい安村「行司風に言うと」☆
一つ前のナオ・デストラーデさんとは違い、一つ一つのボケをじっくり見せてくれるタイプのネタ。
パンツ一枚の履いてないネタから、去年は高校球児、今年は相撲の行司、とだんだん着重ねていっているので、来年は宇宙服でも着るんじゃないかと思っています。
ちょっとツイートもしたのですが、年配の方には凄くウケていた模様。
パンツ一枚と不倫のイメージが拭えた後に、NHKとかでこのネタをすると再浮上できるかもしれません。コンビ復活とか(ないか)。

ここで小休止。

最期の第6ブロックに入ります!

34.スリムクラブ真栄田「ラジオ私の近況」☆☆☆
ラジオ番組のDJである真栄田さんに、リスナーがハガキを送ってくる内容。
その内容がとんでもなく面白くて、こりゃ決勝だな!と思っていただけに敗退は意外。
逆にスリムクラブがM-1で大爆笑とった年によしもとに推されて、準決勝そんなでも無かったのにR-1決勝に行っちゃった7年くらい前のツケが、いま来ちゃったかもしれません。
非常にウケていたのですけれど、最後の最後のオチが弱かったのが無念。

35.アイデンティティ田島「悟空でナレーション」☆☆
一度見たり聞いたら絶対思い出す、悟空の声優さんのモノマネでいろいろな番組の次回予告をするというネタ。
前半と落ちはバシッと決まったのですが、5つくらいあった番組の次回予告一つ一つが弱かったのと、順番だと思いました。
徐々に徐々にいけなかった。出だしで凄くなっちゃって、後半だんだんワンパターンに。
こればっかりは構成作家さんにどうにかしてもらってほしいところ。ただ需要はあるよね。
ルパン三世のモノマネの栗田貫一さんがそのままルパンの声をやるようになったパターンで、彼が悟空やる日も来るかもしれません。

36.まとばゆう「日本のアニメを手短にまとめてみた」☆☆
エレクトーン(でいいのかな)の音と歌が被って聞こえないボケがあった去年の澤穂希ネタ。
今年はコンパクトにズバッという持ち味はそのままに、楽器の技術もその手短にまとめられた一言も段違いに面白かったです。
ただ準決勝の舞台で埋もれてしまったキャラの無さと、
石出奈々子・サンシャイン池崎・ヒューマン中村・アイデンティティ田島・まとばゆう、と、
「となりのトトロネタ」5人被り。
一つ前の悟空もトトロがあったので、さすがに連続ともなると「またかよ!」ってなる不運。敢えて演奏からトトロを外すこともできたのかもしれませんが、準決勝では難しいですね・・・。
事務所も違うバトルロイヤル的賞レースでは、ネタ被りも仕方ないところ。ネタ順で泣いた。日本のアニメは凄いというオチが皮肉となりました。

37.ブルゾンちえみ「男って」☆☆
聞いたことのある洋楽に合わせて男性を選りすぐりする彼女のパターン。
突然突拍子もないことを言う言葉選びとドラマ感と、
個人的にネタが終わってから舞台袖にタタタッと走って帰る姿のかわいさにやられました(バカ)。走る後ろ姿カワイイ。
自分のセリフの時だけボリュームが小さくなるタイミングもバッチリ。
テレビだとエンタの神様的な字幕がないと分かり辛かった彼女のネタも、ライブでもちゃんと工夫がされていてよかった。
決勝は微妙かと思いましたが、突破。一見の価値はありますよ!

38.ブラックさむらい「多機能ベスト」☆☆☆
その道で食べていけるんじゃないかと思う、たぶん今年の歌ネタ王(春)の台風の目となりそうなネタ。
あのおじさんが来ているあれは何だろう。ポケットから出てくるわかばは何故だろう。
ラスト目前にして会場を一体感で包んでくれた彼に脱帽。
もっと売れていいと思う逸材。

39.レイザーラモンRG「某アメリカ大統領」☆☆☆
紺野ぶるまさんのところで言った、最近流行りの偏見ネタを分かりやすいモノマネと、わかりやすいツカミでどうぞ!
最後の最後で持って行かれた大爆笑。文句ナシです。
なんか国際問題とかになりそうなので決勝は難しいんじゃないかと思っていましたが、そんなことなく選んでくれた審査員にも感謝。内容は生放送で!

で、

39名終了です。

この1時間後には発表されていたスピーディーな決勝進出者の決め方は英断。
賞レースにおける敗者復活戦なんていらないので毎年12人選んでくれと思うのですが、
先の英断もあるので、3人出る敗者復活者の進化にも期待したいところです。
現段階でで追加3人選ぶなら、

霜降り明星粗品・紺野ぶるま・スリムクラブ真栄田

を推すところです。

長々とこれを読んでくださった方と、出演者、スタッフ、全員に感謝!

で、

思うところはいっぱいあるので、明日もR-1日記の予定。
お笑い好きの方は、もうしばらくお付き合い願えると光栄です。

ありがとうございました!



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マンガという白黒のものだし悪魔将軍は白っぽいイメージがあるけど、

このダイヤモンドの硬度になった悪魔将軍の体は黄金気味なんだろうなぁー、とか考えて胸が勝手に高鳴る今日この頃。

ダイヤモンドも白っぽいけどゴールドマンだし(矛盾)。



1週空いたキン肉マンの更新ですが、前回書いちゃった「地獄の断頭台を早めに出す」っていう予想が当たっちゃって困惑気味。

プロレスでもキン肉マンでも必殺技って、

「2度目に出したときは絶対当たる」ので(多分)、次に進化形の地獄の断頭台を出し、それが破られちゃったら負けちゃうなぁ、と思う訳で。

ゴールドマンの壱式奥義が何か。断頭台と今週の最後に出した剣で、悪魔っぽく首を狙うのだろうか(怖い)。あの剣を見ると、兄弟げんか怖い。助けてジャスティスマン。



吸い取る吸い取らないとかの展開問答があると思っていたので、「零の悲劇」が今週サクッと終ってしまった(?)のは意外。



来週は悪魔将軍の例の剣が武道の胴着とか防具を斬り、中からザ・マンの本体が出てくるかもしれない、と予想。

吸い取ったパワーがどこかで暴発したりして自滅するかもしれません。



パズドラにも「悪魔将軍の剣」あったね。

1

2

「悪魔将軍」とか「地獄の断頭台」とかでYouTube検索しても、パズドラしかほとんど出てこないよ!

鈴木鼓太郎選手が地獄の断頭台をリアルに出すので、それを検索したかったのに!



次回キン肉マン第199話は、

【次回更新予定:2月27日】と記載されています。また来週!200話目前ですね!

その後すぐにキン肉マン58巻の発売日(3月3日)と続きますね!

最近Amazonでキン肉マンの映画がすべて見られる(プライム会員だったから)ことが判明して、どの時間に見ようか悩む今日この頃。

全て40~50分くらいなのでサクッと見たいものです。映画版は疎いなぁ・・・。勉強しなきゃ。

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